こんにちは
中村です
工場の紹介をと思ったんですが、
今日はお天気がすぐれないので、納品レポートを書きたいと思います
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納品先は佐賀のK幼稚園
私が初めて関わった現場です
といっても、私が入社したときは、ある程度話がまとまっていて、
あとは製作・納品だけだったんですが
このK幼稚園は、移設・改造・新設工事だったので何度も佐賀へ実測に行きました
そのときの写真がコレです
ぱっと見てもよくわかりませんが
そもそも、このK幼稚園には、もともとアールの窓がありました
その窓の下にこの湾曲の絵本架があったんです
移設工事をすることになったので、湾曲の墨出しをしているところです
ちなみに測ってるのは上司の西田さん
ここに置いてある板は、その絵本架の天板です
絵本架本体はこんな感じ↓
この書架に沿って大きい窓がぐるっとあったんですが、
移設先は、職員室側と、絵本コーナーの間仕切壁を湾曲にして、この書架を配置するということでした
だから次に現場に行ったときは、こんな間仕切ができてました
この間仕切から向こうが絵本コーナーで、手前が職員室になります
そして、納品・取付
この時は大工さんが3人
何度実測をしても、現場での誤差はツキモノ
その場で調整しながら取り付けていきます
こうして、
永く使っていいただいた湾曲絵本架は、新しい壁に取り付けられていきました
天板は新しいものに取替です。
職員室側の書架は、新規書架
この書架は依頼主さんのご希望で、湾曲のセンターの棚板をなくし、
奥行きも広くとっています
こんなに大きな湾曲棚だと、迫力がありますよね
初めての現場でこんな書架を目の当たりにして、
ちょっと興奮してました
笑
ちなみに職員室側の湾曲棚のジョイント部はこんな感じになってます
図書家具の塗装はクリアラッカーのつや消し仕上げ
木地本体の色合いと、木目の美しさはそのままに、
さらっとしたさわり心地がくせになります
書架の納まりも妥協しません
どうしてもできる隙間には塗装仕上げの埋め木をしています
この現場はほかにも書架が数点ありましたので、
掃除・片づけが終わった後は、真っ暗になってました
納品して、もう1か月が経ちました
そろそろ園児たちも新しい幼稚園に慣れてきた頃でしょうか
折を見て、またご訪問したいと思います
そのときは、納品後のレポートを載せますね
