昨日の11/24日(日)は、長崎にローマ教皇様がご来県くださいました。
他宗教の日本ですが、教会群が世界遺産にも登録されるほど、
長崎では比較的多いとされるキリスト教ですので、大勢の人が一目見ようと押し寄せました。
全国放送でも、実況やニュースになるほどの事件でした。
そんなとても大事な行事に、弊社もなんと、その行事に関わっていたのです!!!
さてさて、みなさま
あの、ローマ教皇様の十字架、覚えてらっしゃいますか?
⇓画像より、元リンクへ移動できます。
こちらの、、台!
実は、弊社で作ったばかりのできたてホヤホヤなんです!!
ローマ教皇様のお言葉やミサの鵜府警などは、たくさんのメディアで放送されているので、そちらはあえて割愛させていただいて…
ここからは、製作風景をご紹介いたします。
11/22(金)のできごとです。
もくもくと作業をしている、職人歴60年の大ベテランの久保さん
写真が撮れたのは途中からなのですが、パシャパシャと撮らせていただきまして、
バシバシと紹介したいと思います。
こちらの施工図は、弊社設計が作成し、依頼から納品までの期間が約1週間という、過酷スケジュールでした…。
通常であれば、お断りさせていただく案件なんですが、弊社営業担当と、設計、職人が力を合わせて超短納期で仕上げている製作物です。
こちら、十字架をかけるところですね。
ボンドをつけて、プレスで圧接します。
カメラの三脚のようなデザインの脚は、無垢材を使用しています。
真剣なまなざしで材料を切断しています…
職人歴60年といいましたが、御年80歳。
普段は優しい笑顔がチャームポイントのおじいちゃんですが、仕事中のその眼は色あせることはありません。
サイズもそんなに大きなものではありませんが、写真を撮り始めて、わずか数分…。
だんだんと形が出来上がっていきます。
末広がりのデザインですので、この大きい八角形の板の方が、足元になります。
若い職人だって、負けていません!
こちらは手元だけしか見えていませんが、NCオペレーターの野原くん。
まだまだ20歳の若い青年ですが、PCを使って切削するNCを駆使する職人さんです。
今回も、この八角形の地板に鉄板を仕込むための加工を担当しています。
年配者の大ベテランだけでなく、20代の職人もたくさんいます。
そういった若い職人がどんどん成長していくためにも、ベテランの存在はとても大きなものです。
と、言っているうちに、もくもくと作業をこなし、最終仕上げにとりかかる久保さん。
これを、塗装したら完成です。
塗装をすると木目がはっきり見えて美しいですね…♪
この上の切り込み部分に十字架を立ててらっしゃいました。
この倉庫に一晩寝かした台が、
このように立派に大役を果たしてくれていました。
生憎、TVでしか拝見できませんでしたが、とても誇らしい気持ちになりました…😊✨✨
それから余談ですが、信徒さんが折った千羽鶴を飾る台も製作していました。
それがこちら!
すごく短納期の物件でしたが、このような大役を任せていただいたことを、心から誇りに思います。
このニュースをご覧になった方は、十字架の台を弊社が作ったことなんて知らないでしょうし、
私自身、この仕事に関わっていなかったら、気にも止めなかったかと思います。
ですが、このような機会をいただいて、改めて、素晴らしい仕事をさせていただいたこと、
また、その仕事ができる環境や、短納期でも作り上げると信じていただいた方々に、とても感謝しています。
ありがとうございました。