特注家具について

お久しぶりに、家具の話をしたいとおもいます✨

弊社は家具木工所ですので、工場製作の8割ほどが家具製作で占めています。

時には、建具の製作や、木造作の製作などが逆転するときもありますが、家具製作がほとんどです。

どんな家具を製作しているかとい施工事例(ギャラリー)をみていただいたらわかると思いますので、割愛します笑

 

ですが、どんな家具に於いても共通していえるのは「全て一から作る特注品」だということです✨

規格品のカタログ商品も規格品として販売してるのは、販売店であって、弊社工場では職人が機械も駆使しながら、手作業で加工組立てして製作しています🔨✋

「特注家具」というと、量販店に比べ高価なものというイメージがあると思いますが、製作工程をご覧いただくと納得いただけると思います。

 

弊社での家具づくりは、設計図の作成から始まります💻📐

Cad設計のストックフォト - iStock

お客様のイメージしたもの、あるいは、設計事務所の意匠デザインなどを、製作・施工するための詳細図です。

ラフなスケッチや手書きの図面でも製作はできますが、もし、同じものを製作するとなった場合でも対応できるようになるべく図面に起こしておきます。

その図面をもとに、材料を拾い出しし、木材を選び、製材、加工、組み立て、出荷前には担当者とは別の第三者が出荷前の検査も行っています。

施工図どおりできているか、仕上がりや品質に問題がないかなどを細かくチェックして出荷します。

出荷したら完了。という場合もありますが、出荷後に現場での施工・取付作業が控えていることがほとんどです。

信頼している請負の大工さんにお願いして、家具や建具を取付けています。

 

大工さんと言ってもいろんな大工さんがいますが、例えば住宅の大工さんと、社寺建築の大工さんは全く違いますし、型枠大工さんだって違います💡

小島工作所がお願いしているのは、造作工事を主に扱ってもらう大工さんです。細かい作業や、時には家具屋や建具屋のようなことも現場でしてもらうこともあります😅

少し無茶を聞いてもらうこともありますが…笑

そうやって納めた現場の中には、一般住宅カップボードのほかにも、大勢の方が利用する飲食店のテーブルだったり、荘厳な雰囲気をまとった神聖な聖堂の朗読台だったり、こどもたちが元気に走りまわるホールの収納棚だったり…

 

 

大浦天主堂のステンドグラス - イタリアの泉

 

 

言い出したらキリがないですね( ˘•ω•˘ )笑(訳:ギャラリーをご覧ください笑)

 

製作物を作っては出荷するという毎日の中で、手元から離れた家具たちを写真に残せる機会はそう多くはありません。

施工事例として1台でも多くお見せしていきたいのももちろんですが、製作した職人さんたちにとっても自分が作った家具がこういう風に使われているんだというのを知れるのはとても嬉しいことですよね。

 

工場職人の中にはまだ経験の浅い18歳の少年が先輩職人に叱責されながらも頑張って作っていたり、ベテランの80代のおじいちゃんが作っていたり、男性顔負けで大きくて難しい家具も作る女性職人もいます。

当然技術の差はまだありますが、出荷する前には社内の製品検査も十分に行ってから出荷しております。

製作途中の写真はInstagramからでもご覧いただけます。ご興味ある方は、#小島工作所 で検索してみて下さい(*´ω`*)

 

 

実はリクエストをいただきましたので…笑

次回は小島工作所の工場風景をご紹介させていただきますね♪

そういえば、移転してからの工場風景はあまり掲載できていませんでしたよね…

お楽しみに☆