おはようございます
前回、前々回と、島原半島をご紹介しておりますが、
まだまだ続きます
今回は 西有家町図書館
入口は写真で見るより明るいのですが、日中だと外光でなかなか明るく撮れないが残念…
館内の配置はこんな感じ
この図書コーナーのほとんどが小島工作所の手掛けた家具や造作物です
入口は広々として来館者を迎え入れてくれます
パノラマ写真のほうがもっとわかりやすいのでしょうが、生憎持っているのは普通のデジカメなので、
入ってすぐ目につくこちらの新着書展示架
キャスター付で移動も楽々な展示架
ブックトラックと並べると、なんだか親子のようですね笑
カウンター天板の木口も、丸みがあって柔らかい雰囲気
カウンターバック棚も統一感があってスッキリしてます
床置の書架はこんな感じのちょっと高めの書架です
よく平湯モデルの製作しかできないと思われ、設計事務所さんから、
「可動の棚板の書架はつくれないのか」
と、おっしゃられるのですが、そんなのお安いご用です
奥行きが浅いと、本が収まっていない時は棚板が安定しづらく、落ちやすいのです
なので、棚板はぐっと引っ込みますが、最低限の奥行きをキープして製作するので、
横からみても、結構スリムです
末広がりの書架なので、安定感も
新聞架
底にスキマがあるのも埃やごみがたまらないように一工夫
続いてこちらは窓側のレファレンスコーナー
湾曲し壁面に、大きなFIX窓がずらり
あまり家具たちには優しくないんですが、ぽかぽかしてて書架も日向ぼっこしているようです
さてさて、こちらはキッズ・ティーンズコーナー
こんなかわいい空間が
大人の目線(よりちょっと高め)でこんな感じですので、子供目線だともっとわくわくするんでしょうね
かわいらしい家型のような両面書架がちょこんちょこんと配置され、
その先には、家を発見
こども用だからすごくちいさいんですが、存在感はものすごくあります
こんなせまい所ってこども好きですよね
この日は平日の昼間だったので、こどもちは少なかったんですが、休みの日は多そうです
こんな機関車風の紙芝居架も
先頭に座って
「 しゅっぱつしんこー
」なんて声も聞こえそうなかわいいデザイン
正面も、溝を掘って、埋めて線を作ってます
と、こんな感じで、すっかり馴染んでる図書館家具たちが、なんだか誇らしく感じました
みんなに触られて、色あせて、キズが入っても、へこんでも、
これから何年たっても、多くの人たちに愛される家具であってほしいです
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西有家町図書館の皆様、急に押しかけて申し訳ありませんでした
ステキな図書館づくりを続けていって頂けるよう、今後お手伝いできることがあれば幸いです
その時は、ひと声かけてください
それでは今回はこのへんで