K様邸(長崎市)

K様邸

 

長崎市のとある団地内の、大手ハウスメーカー様が施工する新築住宅にて、
家具工事のご依頼をいただきました。

今回は弊社HPのお問合せで、

👩「来年竣工予定の新築に、造作家具のお見積りをお願いできますか?」

といった内容で、メールをいただきまして、何度かやり取りをして、

書斎の収納棚と、カウンター、棚板をご注文いただきました。
さっそく施工事例をご紹介させていただきます。
 
現場名:K様邸

現場住所:長崎県長崎市

工事内容:家具工事(カウンター / 飾り棚板 / オープン収納棚)

素材:オーク練付合板 染色(ライトブラウン / ホワイト)

 

納品予定日は、生憎の大雨でした…☔☔☔

 

お引渡し後で、お引越し前日でしたので、鍵は施主様のほうで開けていただき、
いざ搬入。

内観もとてもおしゃれなお部屋です✨
中央の6マスある家具が、弊社の製作棚です。

外構工事の方もいらっしゃって、現場は少しバタバタしておりました。

 

 

 

こちらの空間に、埋め込んで施工します。

既に見えているベニヤや骨組み(胴縁)は、工場職人に先行して施工に行ってきてもらいました🔨

ここ、写真でみると、わかりづらいのですが、壁を挟んで、表裏で、家具が付きます。

下段はこの収納棚、上段は裏面の棚板というようになっています。

まずはこちらの施工からご紹介しますね♪
 
 
 

 

家具のおさまりはこんな感じです。

ちなみにこちらは、書斎になっておりますので、この対面にデスクカウンターと棚が施工されていました。

そちらは弊社施工ではないので、今回は撮影しておりません📷🚫


この一番上の天板が、裏面に続くというようなデザインになっているのですが…

 

裏面はこうなっています!

お気づきでしょうが、天板の色が違いますね😊

👩「表裏で、色を変えてもいいですか?」

とのことでしたので、ご希望をお聞きしながらカラーサンプルを確認していただくと、

「木目がうっすら見える白」を選択。

木地はオークの練付合板ですので、白が入りにくく心配でしたが、

綺麗に仕上がっていました✨



こちらのカウンター天板下は、先ほどの家具の背面です。

クロス仕上げの方がキレイですよ♪とお伝えして、現場監督様と打ちあわせをしてクロスを張ることに✨

このために、先ほど上で紹介した「先行工事」があったわけです!

家具の背面でもきれいに仕上げますが、やはり異素材のジョイント部は気になるところ。。。

クロスの方がスッキリしますよね✨
 
 
このピンクもアクセントとしてかわいいですよね😊
奥様のセンスかと思いますが、くすみピンクは人気カラーの一つなので、こういったアクセントで使うのも素敵ですね♡


もちろんこれだけではありません!

 

ここに棚板を設置します。
飾り棚ですので、奥行きは30cm。

ブラケットが見えない棚受け金物を使います。

こちらの金物は今までもたくさんの住宅で使用してきましたが、
金物が見えないので、施工仕上がりがとっても綺麗です。
奥行きが深すぎると使えませんが、30cmでしたら、こちらで十分です♪

※製作するときには、本体にもこの分の穴加工が必要です

そーっとそーっと差し込みます。

 

取付けるときは、1mmでも干渉するとうまく入りません。

今回は左側に建具枠があります。

枠チリが干渉すれば入りませんし、避けて右側に寄せすぎると、右側のクロスを破ってしまいます。

大工さんも2人で合わせながら慎重に施工しています。

正面から叩き込み入れて、接着剤が固まれば完成✨

あとはきれいにお片付けと掃除をして、納品完了です♪

 

いかがでしたでしょうか。


今回は点数は少なかったですが、新築やリフォームのご参考になれば嬉しいです♪

こちらは、現場打合わせ、実測、作図、先行工事、家具製作、運送、搬入、取付すべて込みでご契約しています。

地区や、寸法によって異なりますが、この規模のものですと

大体のご予算は¥230,000~250,000(税込)です。

ご参考までに、
例えば、
こちらの表面材のカラーが変わったり、
実測して、図面と寸法が10cm違うとなったり、
6マスの棚が上下バランスを変えたりしても価格は変わりません。

ご契約後の微調整や、施工方法の変更にも柔軟にご対応させていただきます。
今回のように、ご注文時はすべて一色で、背面も木目だったのが、二色になって、クロス張りに変わった。
というケースも、個人のお客様ではよくあるお話です。

そうならないように事前にしっかりお打ち合わせをできたとしても、やはりご自宅で、新築となれば、いろんな思いがおありでしょう。
「こうしようかなな」、「やっぱりこうしようかな」という悩みもあって当然かと思います。

どうしても無理なときは、私も「無理です」とお伝えしています。
ですので、迷ったときはお気軽にご相談下さい😊✨

それでは、今回はこの辺で♪