T寮
今回は、木工事を少々、家具工事、建具工事をメインに施工させていただきました。
ぜひ最後まで閲覧下さい。
現場住所:長崎県島原市
事内容:木工事(建具枠 / 面台 / カウンター天板)
家具工事(下足箱 / 収納棚 / 吊戸棚)
建具工事(フラッシュ戸 / 格子窓付扉 / 小窓付扉 / 折戸)
素材:集成材 / ポリ合板 / メラミン化粧板 / シナ合板
羽目殺し窓の戸袋がある、大きな引き戸です。
塗装や、ガラスは別途で、扉本体を製作・施工しています。
撮影日は、引渡前の、最終手直しをしている日でしたので、
業者さんの道具や、靴などがちらちら見えてくるかもしれませんが、
そこはご了承下さい。
受付や、トイレなどの建具の枚数が多すぎるので、割愛しながらご紹介します。
他にも間仕切り戸があるので、こちらもご紹介!
逆光ですみません…。
こちら、どうなっているかわかりますか??
これまた逆光ですみません…。
奥の天井にもレールが見えますね。少し近づいてみてみましょう!

写真で紹介したことがなかったので、ちょっと多めにご紹介しています!笑
フラッシュ吊戸なので軽く、女性でも片手でスーッと動かせる滑らかさです。
1枚ずつ引き出して、
すーっと奥へスライドしていきます。
この部屋は大ホールでして、奥に2階へ続く階段室があります。
施工は小島工作所ではないのですが、独特な壁紙のインパクトが強かったので、思わずパシャ📷✨
ちょっと、写真を撮りたくなりませんか?笑
この、なんとも言えないデザイン。
科学館とかにあるだまし絵をイメージしてしまいました。
この階段を上ると、ロフトというか屋根裏というか、
そのようなイメージの空間があって、
そこに倉庫棚を納めているのですが…
生憎、少々暗くて、写真がうまく撮れませんでした(´;ω;`)ウゥゥ
ですので、代わりといってはなんですが、この階段室をご紹介させていただきました♪笑
さて、おわかりかと思いますが、いわゆるこの棟は管理棟で、居室はあまりありません。
ですので、ちょこちょこ見える家具や建具はこんな感じです。
格子戸と、嵌め殺し窓。
「嵌め殺し」以外でも「FIX」窓とも言いますね♪
奥に見える、茶色い箱は…。
こちらはInstagramでもご紹介させていただきましたね♪
このお部屋の奥にもまたまた建具がちらり✨
ちょこちょこ出てくるFIX窓…。というか、ここまでくると枠といった方がいいかもしれませんね。製作しているのは、枠と、押縁です。
さてさて、そろそろ管理棟も見終わりましたし、次は各棟へ行ってみましょう♪
先ほども申し上げましたが、こちらは平屋のような設計です。
というかもはや平屋ですね。ロフト倉庫があります。
外観もエンジ色に、白いサッシ、深いグリーンの屋根という洋館風の建物です。
それぞれの玄関ドアには棟の名前がついています。
メインの玄関と、勝手口のような玄関です。
メイン玄関は天井いっぱいの下足棚と、飾り棚が。
勝手口の方は、管理棟と同じデザインの下足箱と、カウンターがありました。
どちらも扉の雰囲気に合わせた木目スッキリしていてかっこいいですね
玄関を入ってすぐのホールは、広々としていて、開放感バツグンでした。
ちなみに入り口はこんな感じのかわいらしい建具です。
こちらの空間が素敵だったので、
パシャパシャと写真を撮ってしまいました笑
ホールに入ってすぐ右側へいくと
居室があります
左の建具はトイレや収納です。
こちらの建具もすべて製作しています
開くとこんな感じ
奥の部屋は、西日が入り、写真で見ると暗くなってしまいましたが、
実際はもう少し明るくて、木製の折戸も淡い塗装になっています。
他の部屋よりも少し広く感じました。
もうちょっとご紹介!
こちらの建具も製作しました。
こちらの階段は別途工事ですが、
この階段を上ると…
倉庫へ到着!こちらの建具も製作しています。
見下ろすとホールが見えます。
お部屋の壁紙がかわいらしいので一緒にパシャ📷
各室の壁紙が違うので、どの部屋になるか取り合いになりそうですね笑
お部屋はひし形の窓と、クローゼットの折戸があります。
廊下の突き当りにはこんな収納があります。
居室エリアはこんな感じで、
玄関から、渡り廊下といいますか、中ホールへ向かう廊下があるので、そちらをご紹介したいと思います
こちらが中ホール
みんなが集まってミーティングをしたり、ゲームをしたりという感じでつかうんでしょうか。
広々とした空間に見える…
「建具」
こちらも製作しています。
このつくりを2棟でつないで、全部で居室棟が4棟です。
4棟の作りはほぼ同じで、間取りは対称になっていました。
さらに、2棟、別棟がありまして、そちらも建具や面台等々施工しています。
そちらの写真は、割愛させていただきます<(_ _)>
いかがでしたでしょうか?
撮影時間が夕方で、薄暗くて申し訳ありません。
何度かご紹介していますが、建具の枚数が非常に多いのにお気づきでしたでしょうか??
小島工作所が、自社で建具を大量生産し始めたのは、およそ5年前から。
その前は、フラッシュ戸でも、こんなに大量に生産はするには、非常に時間がかかりました。
というのも、建具を1枚作っても、金物を取り付ける加工が非常に面倒だったからなんです。
鍵や、丁番、吊車や、レール溝…これらを現場で加工することはもちろん、すべて手作業で加工しよとするととんでもなく時間がかかります。
特に今回のような、300~400枚の建具を製作するなんて、気が遠くなるような物量でした。
それが、こんなに短工期できれいに加工できるようになったのは、
やはり、NCのおかげです。
製作をする職人ももちろんですが、この機械の正確かつ、キレイな仕上がりは、建具加工に欠かせません。
あまりの使用頻度で、ちょっとスネちゃうときもあるんですけどね(;’∀’)
「建具もパネルを作ればいいのでは?」
「家具よりも簡単なのでは?」
「なんて言ったって、家具より地味だし」←失礼
というような声も聞こえてきそうですが…。
建具の寸法って、すべて同じではないんです。
幅も高さも、1mmの世界を調整して製作・建付けするんです。
だれでも作れるけれど、大量に短工期で製作するとなると、できる人は限られてきます。
計算や、経験、センスや機転を利かせたりして常にフル回転で製作しています。
あ。これは家具も同じですね😊
つ、ま、り、
うちの職人すごいでしょ?✨
というちょっとした自慢話です笑
たまにはこんな自惚れた施工事例報告でもいいですよね♡笑
特に、こちらの製作時期は、繁忙期真っただ中。
製作した工場職人の方々、大変お疲れ様でした。
そして、この記事を読んでくださった方々、途中、中村の偏見も入ってはいましたが、最後まで読んでくださって
本当にありがとうございました。